三宅島での暮らしや仕事に関心があるけれど、仕事の都合でなかなか思うように時間がとれない。そんなあなたにぴったりな、1泊2日のお試し移住体験「三宅村ミニ島ぐらし体験事業」に参加してみませんか？
「三宅村ミニ島ぐらし体験事業」とは？
三宅村では、2016年より「島ぐらし体験事業」を開催しており、これまでに多くの体験参加者が島に移住しています。このプログラムでは、最大1週間、三宅島に滞在しながら、暮らしや仕事、住まいなどをくまなく見学でき、特に仕事については、職場見学や担当の方に直接質問ができるなど、充実した内容になっています。
回を重ねるなかで、三宅島での暮らしや仕事に興味があるけれど、今の仕事をなかなか休むことができず、長期の滞在が難しいという声を聞き、三宅村や三宅村地域おこし協力隊のメンバーで新たに作ったツアープログラムが「三宅村ミニ島ぐらし体験事業」です。
週末の1泊2日に設定し、仕事を持っている方でも参加しやすく、また短期間で三宅島の暮らしや仕事を知るための「週末お試し移住体験ツアー」。
島ぐらしに興味があるけれど、ちょっとハードルが高いと思う方にもぜひ知っていただきたいツアーです。
島の伝統行事を知る移住体験ツアー（2024年7月開催）
ここでは、2024年7月14日（日）～15日（月・祝）開催の「三宅村ミニ島ぐらし体験事業」についてご紹介しましょう。
この回では、島の伝統行事のひとつ「牛頭天王祭」を見学することがメインとなります。
三宅島には、古くは縄文・弥生時代から人が住んでいたそうで、長い歴史と文化が息づいています。それを象徴するのが、まさにお祭りといえるでしょう。
毎年7月には、島内の神着地区にある御笏（おしゃく）神社で「牛頭天王祭」が行われますが、神輿を力強く上下に揉む、勇壮なお祭りは三宅島の夏の風物詩のひとつでもあります。
伝統的な祭事を引き継いで守っていくことは、実はとても大変なこと。三宅島の人口減少が進むなか、祭事の担い手が不足しつつあることも課題のひとつです。
江戸時代から受け継がれてきた「牛頭天王祭」を守る島の人々の姿を間近に見て、ぜひ体感してみてください。
応募締め切りは、2024年７月1日（月）まで。参加したい方はお早めにお申し込みください。
移住体験ツアーで、まずは知ろう、感じよう！
ⓒミヤケジマズ
今回は2024年7月に開催される「ミニ島ぐらし体験事業」について見てきました。
観光するよりはもう少し深く三宅島のことを知りたい、でも忙しくてなかなか時間がとれない。そんなお悩みを一気に解決できる、週末お試し移住ツアーにぜひ参加してみてはいかがでしょうか。
なお、三宅島で今後開催される予定の移住体験ツアー、過去の移住体験ツアーなどについては、三宅村地域おこし協力隊の公式Xや、公式noteでも随時ご紹介しています。
また、移住に関する質問などがありましたら、協力隊員が相談に乗ってくれるとのことで、ぜひ問い合わせてみてはいかがでしょうか。
「百聞は一見に如かず」。ご来島をお待ちしています！
●記事内容は執筆時点の情報に基づきます。
●記事監修：三宅村地域おこし協力隊