「三宅島OWS大会2023」エントリー受付中!三宅島の海に、いざ!

皆さんは「オープンウォータースイミング(OWS)」という競技をご存じですか?長引くコロナ禍や会場となる海のコンディションなどにより中止が続いていましたが、「三宅島OWS大会2023」が7月8日(土)に開催されることが決まりました!概要やエントリー方法について早速ご紹介しましょう。

オープンウォータースイミング(OWS)とは?

ⓒ三宅島観光協会

日本水泳連盟によると、オープンウォータースイミング(OWS)とは「海や川・湖といった⾃然の⽔の中で⾏われる⻑距離⽔泳競技。⽔質、天候、潮汐等、⾃然条件の影響を受けることから、競泳とは異なる技術や知識が必要とされる。」と定義されています。

三宅島では、2017年に初めて「三宅島OWS大会」が開催され、夏の人気イベントのひとつになっていましたが、コロナ禍や天候などにより中止が続いていました。そしていよいよ「三宅島OWS大会2023」の開催日程が決まり、エントリーが始まっています!

「三宅島OWS大会2023」について

ⓒ三宅島観光協会

4回目を迎える「三宅島OWS大会2023」が、7月8日(土)に開催されることが決まりました。現在エントリー受付中とのことで、参加を希望される方は早めに申し込まれることをおすすめします!

本大会の魅力は、「泳ぐ海の水質の良さ」と言われており、一度参加した方がリピーターになることが多いそうです。

また、三宅島在住の方々もチームで参加したり、と島内外の方々がレースに参加するため、とても盛り上がります!

本大会のキャッチコピーは「挑むは黒潮」!文字どおり、三宅島は黒潮が当たり、豊かな漁場があると言われており、美味しいお魚が味わえるほか、釣りファンの方にはよく知られた島でもあります。そんな豊かな海で、ぜひオープンウォータースイミングにチャレンジしてみませんか?

開催する海はどこ?

ⓒ三宅島観光協会 (大久保浜海水浴場)

ⓒ三宅島観光協会 (錆ヶ浜海水浴場)

「三宅島OWS大会2023」は、海の状況によって、伊豆地区にある「大久保浜海水浴場」もしくは阿古地区の「錆ヶ浜(さびがはま)海水浴場」にて開催される予定です。

とりわけ「大久保浜海水浴場」は、環境省が2022年7月4日に発表した「令和4年度水浴場(開設前)の水質調査結果」において、「水質が特に良好な水浴場」に選定されています。

この調査は、2022年4月上旬~6月中旬にかけて、地方公共団体が、全国の海水浴場や湖沼、河川の水浴場の水質調査を行ったもので、ふん便性大腸菌群数の有無や、油膜の有無、化学的酸素要求量(COD)や透明度といった指標から水質ランクが決定するそうです。

 大久保浜の海水は「水質AA」と最上位の格付けでしたが、そのうちCOD平均値が0.5mg/L以下の水質を保つ水浴場は、この調査によると、なんと全国で10カ所のみで、大久保浜は「特に良好な水浴場」として認定されたそうです!

また、環境省による調査発表をもとに、雑誌「ダイヤモンド」編集部が毎年独自に水質の格付けを行い水がきれいな海水浴場ランキングを発表しますが、2022年のランキングで、三宅島の大久保浜は、なんと全国で4位にランクインしています!

なお、伊豆諸島の中では、同じく4位に「弘法浜(大島)」と「本村前浜(新島)」がランクインしています。

エントリーのしかたは?

ⓒ三宅島観光協会

「三宅島OWS大会2023」へのエントリーは現在受付中とのことですが、主に下記の種目でレースが行われます。

種目スタート時間参加費
5.0km(一般)11:0014,000円
5.0km(学生)11:0012,000円
2.5km(一般)11:0011,000円
2.5km(学生)11:00  9,000円
500m x 4リレー13:3012,000円(1チーム分)
引用:三宅島OWS大会2023エントリーサイト

応募期間は、5月22日(月) ~6月17日(土)となっていますが、いずれの種目も定員が決まっており、上限に達した時点でエントリー受付が終了となるようです。

また申し込みに際しては、オープンウォータースイミングの競技の性質や、泳力そのほか事前に確認する注意事項などもあり、承諾した上で申し込みが可能とのこと。詳細は「三宅島OWS大会」エントリーサイトをぜひご覧ください。

「挑むは黒潮」三宅島の海を楽しもう!

今回は、エントリー受付中の「三宅島OWS大会2023」についてご紹介しました。いかがでしたか?初めて参加してみたいという方も、リピーターとしてご参加予定の方も、三宅島でのレースをぜひお楽しみください。そして何より、天候や海のコンディションがベストの大会になるようお祈りします!

ⓒ三宅島OWS大会実行委員会

●記事内容は、執筆時点に基づきます。

●記事監修、写真および動画提供:三宅島観光協会